移民国家は居心地がいい。

melbourne city

タイトルのとおり、移民国家はドイツやイギリスのようにテロなどの問題を抱える側面はありますが、反民国家がちゃんとして成り立っていれば、僕らにとってとても居心地のよい社会だと思います。

これはどういうことかといえば、単純に日本と違って異なる価値観を受け入れる土壌が発達しており、人と違っても日本のように村八分にされたりすることがないということです。

日本の場合は同一性を重視するため、人と違うことをしている人や強烈な個性を持つような人を差別し排除する特徴をもっています。しかし、移民国家は、様々な移民から成り立ち、その移民の個性が日本以上にバラエイティにとんでいるため、「人と違って当たり前、個性を出すのは自然なこと」という価値観が当たり前になっています。

シドニーに1年住んでいた経験から言うと、シドニーはオーストラリア系の白人はもちろん、ヨーロッパ諸国からの移民、北米からの移民、南アメリカ、アフリカの黒人、中国や韓国などの東アジア、タイやマレーシア、カンボジアなどの東南アジア、インド、アラブ、ロシアからの移民など様々な人種がいます。人種のるつぼといってもいい様なレベルで、皆が全く違う人種で違うバックグランドを持っているため、同じであることが異質とも思えるほどです。

このような環境では、多文化ゆえの問題こそあるものの、日本のような皆と同じでなければならないという同調圧力がないので、メンタル的にはとても楽です。

また、白人国家といえど街中を歩いても白人の割合よりもアジア人やその他の民族の割合が多かったりするので、自分だけアジア人で居心地が悪いような気分を味わうことも少ないです。

人付き合いでも日本以上に楽でストレスが溜まらない
人によりけりだと思いますが、日本のような先輩後輩を意識したり、変な気を使ったりすることがない分、人間づきあいについても楽だと思います。
もちろん、多文化ゆえに日本人同士ではあまり問題にならないようなこと、たとえば、マナーの問題や価値観の相違による仲違い、日本人同士では問題にならない振る舞いが相手にとっては不愉快だったなどということはあります。

日本人同士の場合、互いの英語の能力の差で憤慨したり、外国人の友達がいるからと嫉妬したり、日本人村のドロドロした人間関係を味わうなど、かなりストレスフルな人間関係が多いんですよね。このせいで、精神的に病んでしまう人もいるほどです。
対して外国人の場合は人によりけりですけど、いい人に当たれば人間関係が全くストレスになりません。英語ができなくても、それで軽蔑したりする人ってあんまりいませんし、変わった個性を持っていても、それを個性として受け入れてくれます。海外は全体的にそういう傾向が強いですが、移民国家の場合、さらにその傾向が強いです。

このあたりはシドニーとか、ロンドンとかニューヨークとかで暮らしてみるとなんとなく理解できると思います。人種差別を思い浮かべる人が多いと思いますが、あれだけ多人種が混じってい生活していると、人種差別も何もありません。
移民が多いところは僕らが想像する以上に移民社会が進んでいます。みんなそれぞれ違うんだから、そこで問題にするのはその人の肌の色より、個性とか性格という発想になります。むしろ、何かあっても人種差別かどうかもわかりません。別に白人がアジア人に対して差別する光景が日常にあるわけではなく、ホームレスっぽいインド人が罵倒してくるとかありますけど、それは人種差別というより単に変な人ということですよね。

むしろ、いろんな人種がいる分、差別すればそれが問題になるようなレベルです。

海外初心者にはなじみやすいかも?
このような状況ゆえに、外人がいて自分だけ日本人という疎外感はあまりありません。そのため、海外が初めての人にはシドニーのような移民都市は馴染みやすいと思います。

よくシドニーやメルボルンは日本人が多いからやめた方が良いなどという噂を聞きますが、それは間違いで、大都市はいろんな国の出身者であふれています。日本人が多いのは日本人が集まりやすいエリアだけであり、そこだけに留まっていれば確かに日本人だらけになるでしょう。

同様にアジア人ばかりというのも、都心部はそのような傾向が強いですが、郊外に行くとその割合は少なくなります。全体的に移民は都心から数キロ、十キロ範囲で住んでいるのに対し、白人がそれよりさらに外側に住んでいる傾向が強いみたいですね。

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